プライバシーマーク審査員の仕事を終えるにあたって

・私は、この度8月24日を持ちまして、約15年間勤めてきましたプライバシーマーク審査員の仕事を定年により終えることになりました。プライバシーマーク制度は1998年から開始されており、2003年に施行された個人情報保護法より前に開始しているものです。

・このマークの付与は一般消費者、住民等の個人情報を取り扱う事業者が申請をして、審査機関が審査を行い、個人情報について適切な保護措置を講ずる体制を整備している企業のみが認定されるものです。認定事業者は2年に1回の継続審査を受ける必要があり、現在全国で1万7千社が認定されています。消費者からみてこのマークを取得している事業者は適切な個人情報の保護措置を講じている事業者であることがわかるものです。

・私は、情報システム関係の仕事に若い時から従事してきたことから、15年前にこのプライバシーマークの審査員に応募しました。応募の動機は健全な情報化社会の発展には、個人情報の保護が必須でありその制度の審査員として役立ちたいと思ったからです。

・お陰様で、無事約400社の審査を担当させていただきました。この審査機関である財団法人関西情報センターには大変お世話になり、長く仕事ができたことを深く感謝しております。また、事務局職員及び審査員皆様の素晴らしい方々と知りあいになれたことを嬉しく思っております。

・プライバシーマーク制度は今後ともますます重要な役割を担い、認定事業者も増加していくものと思います。また、今後とも、私が続けていく社会福祉関係の分野においても重要な課題となっております。

・今後のプライバシーマーク制度の発展と関西情報センターの関係者の皆さん及び審査員の方々のますますのご活躍を祈っております。

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。