コロナ禍”非常時対応が必要な病床確保”

日本が世界に誇る国民皆保険制度により、何処でも医療サービスが受けられるはずなのに、コロナ患者が急増して入院できない状況が続いている。特に、昨年後半から変異株による感染が急増しており、関西が東京よりも新規患者が増えているという異常な状態も続いている。

病床はあるのに、コロナ患者が入院できないのは施設のゾーニング等の対処ができない等の理由で入院を拒む病院が多く、本来の医療制度が機能不全に陥っている。

個別の病院の経営が優先されて、患者が入院できずに手遅れとなるケースが多く発生している。医療費は健康保険料、税金および患者が支払っているのに、社会全体の最適化が図られないジレンマが世の中を苦しめている。

何とか、必要な医療が受けられるよう、政府及び医療関係分野の方に非常時の勇気ある対応を早急にお願いしたい。

参考:2021.5.2_ 日経記事PDF「患者より経営」の民間病院

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