私は、情報化社会の進展による社会の発展に貢献したく、約35年間情報システム関係の仕事をしてきました。この間、高度成長期の発展と情報化社会の到来を体験しまして、若いころに夢を見た社会が、現在では情報通信技術の飛躍的な発展にともないまさに実現していると感じております。
しかし、情報化による光の部分に対する陰の問題が多く発生してきました。ネットワーク犯罪、ウイルスソフトの蔓延、匿名化等による倫理観の欠如と反社会的な行為、情報インフラの脆弱性による社会的ダメージの発生等若いころには考えられなかったことが発生しております。また、益々高度化する経済のグローバル化と団塊の世代を中心とする超高齢化社会の日本では、豊かさの反面先行きの不透明感と不安感も社会を覆っております。
このようなことから、定年退職後は、個人情報を保護するマネジメントシステムであるプライバシーマークの審査員として、また、個人事業主の松岡リスクマネジメントとして中小企業の皆様とお仕事をさせていただきました。 さらに、私自身の団塊の世代がすべて７５歳以上となる、2025年問題について考えてきまして、2011年に日本福祉大学の通信教育を開始し、2014年に卒業することが出来ました。 その中で社会福祉士として、この超高齢化社会に何かのお役立ちが出来ないかと強く思うようになってきました。 2016年に社会福祉士の国家試験に合格し、日本社会福祉士会にも登録させていただきました。
今後は、松岡社会福祉士事務所として、地域の高齢者への支援を中心として、今まで学んできたこと、経験してきたことを活かして、社会の発展に役立ちたいと思っております。 今後とも皆様との交流を広げてご一緒に社会のお役に立ちたく存じております。よろしくお願い申し上げます。 2018年 松岡憲彦