平成24年3月期のオリンパス及び大王製紙の内部統制は、「開示すべき重要な不備がある」

平成24年3月期の株主総会は大半は終わりました。これに関連して上場企業は有価証券報告書や内部統制報告書が金融庁に提出されています。この有価証券報告書や内部統制報告書はインターネット上、EDINETという金融庁のサイトでも閲覧することができます。財務報告にかかる内部統制に「開示すべき重要な不備がある」かどうかは、内部統制報告書をみればわかります。

EDINET(電子開示)

EDINET

 

このEDINETにおいて、平成24年3月期において内部統制報告書上、「開示すべき重要な不備」がある会社が何社あるかは、即座に検索できます。

上記の画面上の、有価証報告書ボタンをクリックします。検索画面が現れますので、全文検索をクリック①すると下記の画面になります。

検索

 

検索キーワードとして「開示すべき重要な不備」(画面上の②)、期間は「現在から1か月(画面上の③)」、対象書類は府令で「財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令」(画面上の④ )、書類種別は「内部統制報告書」(画面上の⑤ )をそれぞれ選択してクリックし、最後に検索ボタンをクリックします。

検索結果が下記のように表示されます。

検索結果

 

検索結果は、過去1ケ月に内部統制報告書を提出した会社で「開示すべき重要な不備があると思われる会社」はこの段階では26件あり、オリンパスや大王製紙もこの中に含まれています。

あとは、個別の会社毎にクリックして内容を見ていきます。中には、「開示すべき重要な不備がない」会社も含まれていますので注意してみてみましょう。

前年度までは内部統制に「重要な欠陥がある」かどうかが内部統制報告書で記載されていましたが、今年度からは「開示すべき重要な不備」という表現に改正されています。

ちなみに、この内部統制報告書に対して公認会計士の監査意見はどのようになっているかについては、EDINET上、各会社の有価証券報告書を検索してください。そこに公認会計士の監査報告書がありますので、ご参照してください。

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