本日の日経新聞より「PER(株価収益率)」について

最近の円安、株高を背景に日経新聞ではPBR(株価純資産倍率)やPER(株価収益率)に関する記事が出ていますが、本日はPERが載っていました。

PER(株価収益率)と言っても、いまいち、ピンとこない人もいるかもしれません。PER(株価収益率)をみる場合、PER=20を頭に入れておいてください。

後で説明しますが、自分のお金を株式や預金に投資する場合、利回りを気にしますが、PER=20というのは利回の逆数と考えることができます。すなわち PER=20というのは、投資の利回りが5%あると言えます。したがって、投資する場合、5%の利回りがある銘柄の㈱に投資することは合理的な行動であると言えます。したがって、このPER=20を分岐点として、投資する株式が割高、割安と判断するとよいと思います。PERが20以下といった銘柄は成熟産業で将来性があまりないため株価が低く、PERも低くなっている会社もありますが、色んな角度からみた場合、将来、株価があがる可能性のある株式もあり、割安のものを発掘することができるかもしれません。

(1)適正な株価

適正な株価は、理論的には、株式投資から得られる将来のキャッシュフローの現在価値と言われています。

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言い換えると、適正な一当りの株価は、将来の一株当りの利益を資本コストで割ったものです。

(2) PER(株価収益率)

PERは、株価を一株当りの利益でわったものです。

株価/一株当りの利益

(3)株価とPER(株価収益率)との関係

上記(1)で株価は将来の一株当たりの利益を資本コストで割ったものであり、株価収益率は株価を一株当りの利益で割ったものであるため、次のような関係式がなりたちます。

 

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以上より、PER(株価収益率)は資本コスト(投資の利回り)の逆数であり、PERが20倍であれば、利回りは5%となります。

株式投資をする場合、PERのもとになる一株当り利益は重要なものであり、実績数値の他、業績予想における予想値がどのような数値になるかは、投資家して十分関心をもっておくことが必要ではないでしょうか。

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