公益法人の財務諸表のチェックリストの公表

従来の公益法人は、公益社団法人や公益財団法人等に移行の段階でありますが、こられの法人の会計基準は、公益法人会計基準に準拠して作らなければなりません。平成20年4月11日 平成21年10月16日改正された公益法人会計基準のチェックリストが日本公認会計士協会より平成24年1月12日付で非営利法人委員会研究報告第23号「公益法人の財務諸表等の様式等に関するチェックリスト(平成20年基準)が公表されています。

このチェックリストは公認会計士が監査をするときに使用するものですが、財務諸表を作成する担当者も参考になります。

入手先

公益法人の財務諸表等に関するチェックリスト(平成20年基準)

 

なお、平成16年改正基準で作成する場合のチェックについても、非営利法人委員会研究報告第18号「公益法人の財務諸表等の様式等に関するチェックリスト(平成16年基準)も公表されています。平成16年基準で作成される方はこちらを利用してください。

公益法人の財務諸表等に関するチェックリスト(平成16年基準)

 

ちなみに、日本相撲協会は、現在、公益財団法人を申請中ですが、先日の新聞の記事では

「日本相撲協会が6月中を目指していた公益財団法人認定の申請が、年寄名跡の議論が長引いた影響などにより、7月以降にずれ込む見通しとなった。12日に開かれた公益法人制度改革対策委員会に出席した複数の委員が明らかにした。 」

となっています。

日本相撲協会は財団法人であり、現在、公益財団法人を申請中ですが、日本相撲協会のホームページには平成23年度(平成23年12月期)の財務諸表がアップされています。財務諸表は平成16年期基準で作成されています。image

日本相撲協会の財務諸表

平成23年度は、暴力団事件等もあって収益はかなり悪化しており、民間の企業でいう当期利益は48億円の赤字(正味財産増減計算書の当期一般正味財産増減額)となっています。財政状態は375億の正味財産があり、総資産496億円の占める割合は75%(民間企業の自己資本比率)と優良財団法人と言えます。興味を引くのは、力士の退職給与引当金が48億円、役員退職慰労引当金が約5億円あり、これらの総額約53億円は、総資産496億円のうちの10%程度占めているということです。

あまりみる機会がないと思いますが、是非ご覧ください。

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